新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム
(若手教員一括採用育成制度)
新潟大学自然科学系 エネルギー関連または電気電子材料工学関連助教の公募のお知らせ
新潟大学では、国内外の多様な分野で活躍する優秀な若手研究者が、本学において更に飛躍できるよう、手厚い支援を用意した「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム」制度を設置しました。
この若手教員スイングバイ・プログラムでは、分野を超えて一括公募採用を行い、採用後はそれぞれの専門分野の研究はもとより、分野を超えた融合研究へと展開していくための環境整備や、確実な研究資金獲得のための支援等を行います。
本年度は、以下の研究領域において 18 名程度の若手研究者の採用・育成を行います。採用においては、各分野での専門性を中心とした一次選考、役員による総合的な観点での二次選考を行い、採用者を決定します。採用後は、専門分野に応じた学系等に所属するとともに、若手研究者等の育成・支援を担う研究推進機構に兼務していただき、皆さんの新たな挑戦をサポートします。
本学では、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しており、女性研究者や外国人研究者の活躍推進を行っています。積極的な応募を歓迎します。
本公募はその一環としてエネルギー関連,または,電気電子材料工学関連分野担当教員を公募するものです。
1.募集職種:助教 1 名(任期の定めなし)
2.採用予定日:令和4年4月1日以降のできるだけ早い時期
3.所属:自然科学系生産デザイン工学系列
ただし、担当する自然科学系生産デザイン工学系列で教育および研究を行うことを基本としますが、特に研究活動面に関するサポートを受けるため、採用時から3〜5年間は研究推進機構に兼務し、本学の若手教員育成プログラムに参加していただきます。
4.職務内容
[担当学部・研究科]以下のいずれか 1 つを担当する。
① 工学部工学科化学システム工学プログラム・大学院自然科学研究科材料生産システム専攻素材生産科学コース
② 工学部工学科協創経営プログラム・大学院自然科学研究科材料生産システム専攻社会システム工学コース
[職務内容]以下のいずれか 1 つの職務を行う。
① エネルギー分野において、太陽熱利用のための熱エネルギー材料およびそれを利用したプロセスシステム(太陽熱の蓄熱・化学燃料転換)に関する教育研究
② 電気電子材料工学分野において、半導体等の電気電子材料、太陽電池等の電子デバイスおよびその周辺材料、太陽光発電システムに関する教育研究
また、いずれかの研究分野に関連した研究プロジェクトを提案して研究を推進できること。大学院と学部の教育研究に熱意をもって取り組むこと。工学部が、カーボンニュートラルの早期実現に向けた研究拠点として発展するために、国際共同研究を展開・推進すること。
[専門分野]以下のいずれかを専門とする。
① 熱エネルギー材料、熱工学、触媒、蓄熱システム、太陽熱の化学燃料転換等
② 半導体等の電気電子材料、太陽電池等の電子デバイスおよびその周辺材料、太陽光発電システム等
5.応募資格
(1)原則として、専門分野における博士の学位取得後 10 年以内の者。(着任日までに学位取得見込の者を含む。ただし、女性、外国人の場合は、学位取得後の年限は問わない。)
(2)以下の①あるいは②に関する研究業績を有すること。
① 蓄熱材料、熱工学、触媒、熱利用関連のプロセスシステムのいずれか。
② 半導体等の電気電子材料、太陽電池(シリコン、化合物、有機、ペロブスカイト等種類は問わない)等の電子デバイスおよびその周辺材料、太陽光発電システムのいずれか。
(3)採用後、新潟市又はその近郊に居住し、業務遂行が可能な者。
6.雇用条件等
(1)勤 務 地 新潟県新潟市西区五十嵐 2 の町 8050 番地
(2)給 与 年俸制(国立大学法人新潟大学新年俸制教員給与規程)、その他本学の諸規程による。
(3)勤務形態 ・勤務時間:裁量労働制 みなし労働 7 時間 45 分
・休日:土・日曜日、祝日、年末年始の休日等
(4)社会保険 文部科学省共済組合、雇用保険、労災保険
7.若手教員育成支援
採用後には、専門分野を高めると同時に既存分野を超えた新たな展開に挑戦できるよう
に以下のような大学活動の支援を行います。
① スタートアップ研究資金(担当する部局での研究費は別途措置)
② 全学的な機器共用制度(大型機器含む)
③ 育成プログラム(大学およびURA等による支援)
・科研費等の外部資金獲得サポート
・定期的な異分野交流会への参加
・採用者同期会の運営・参加
・大学での教育方法に関する研修等の受講
・キャリアや専門分野を活かした研究推進に係るセミナー等の講師
・その他、教育研究活動に必要な研修等の受講 など
8.応募書類(各 1 部、A4判、書式任意)
(1)履歴書(大学入学以降の学歴、学位、職歴、資格、連絡先などを記入のうえ、写真貼付のこと)
(2)研究業績(以下の区分毎に古いものを先頭として番号をつける。)著者名、論文名、雑誌名、巻(号)、最初と最後のページ、発表年(西暦)の順に記載する。Science Citation Index Expanded に登録されている雑誌の論文の番号には「*」印をつける。
・著書
・学位論文
・査読付き学術論文
・総説および解説
・その他の論文等(査読なしの学術論文、国際会議発表論文など)
・特許(出願中のものも含む)
(3)主要論文 5 編以内の別刷あるいはコピー
(4)これまでの研究概要、および本学に採用された場合の教育・研究の抱負について、それぞれ 1,600 字~2,000 字程度にまとめたもの。
(5)教育実績がある場合には、担当したことがある授業科目のリスト(科目名、教育機関名、担当年度)、およびこれまでに指導した大学院博士前期(修士)・後期(博士)課程の学生の修了年度毎の数(申請者本人が実質的な指導をした場合に限る)。
(6)産学連携、地域連携、国際連携に関わる実績がある場合には、その内容についてまとめたもの。
(7)科研費を含む外部資金獲得状況(研究課題名、代表・分担の別、金額、研究期間)
(8)学会賞等の受賞、学会活動、その他特記事項
(9)応募者について意見を聞くことのできる方 2 名の氏名、所属・役職、および連絡先
※ 必要に応じて、追加書類の提出をお願いする場合があります。
郵送での応募あるいは JREC-IN Portal からの Web 応募が可能です。
郵送の場合は、応募書類を封筒に入れ「スイングバイ・プログラム(エネルギー関連または電気電子材料工学関連)教員公募 応募書類 在中」と朱書の上、簡易書留または宅配便(受け取り確認ができる方法)にて 10.に示す送付先にお送りください。
(注) 応募書類は返却しません。応募に関する秘密は厳守します。また、本公募手続きにより本学が取得した応募者の個人情報は、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」に基づき適正に管理し、選考以外に使用しません。
9.選考スケジュール
(1)応募締 切:令和3年9月 17 日(金) 17 時 必着
(2)第 1 次選考:令和3年9月下旬~11 月上旬 書面審査、面接審査(リモート面接の場合あり)
(3)第1次選考結果通知:令和3年 11 月
(4)第2次選考:令和3年 11 月~12 月 役員による面接審査(リモート面接の場合あり)
(5)第2次選考結果通知:決定次第、本人宛通知
※交通費・滞在費等の選考にかかる費用は、応募者負担とします。
10.提出書類の送付および問い合わせ先:問い合わせは原則として電子メールでお願いします。
新潟大学自然科学系総務課学系庶務係
〒950-2181 新潟県新潟市西区五十嵐 2 の町 8050 番地
TEL 025-262-6823
FAX 025-262-7940
E-mail skei-shomu@adm.niigata-u.ac.jp
11.業務内容に関する問い合わせ先:問い合わせは原則として電子メールでお願いします。
①エネルギーおよびその関連分野の場合
新潟大学工学部工学科化学システム工学プログラム 教授 児玉 竜也
TEL 025-262-7335
FAX 025-262-7335
E-mail tkodama@eng.niigata-u.ac.jp
②電気電子材料工学およびその関連分野の場合
新潟大学工学部工学科協創経営プログラム 教授 増田 淳
TEL 025-262-7381
FAX 025-262-7287
E-mail a-masuda@eng.niigata-u.ac.jp
12.その他
※新潟大学では、ダイバーシティ推進室( http://www.niigata-u.ac.jp/geo/ )を設置
し、女性研究者支援を推進しています。
※新潟大学では、キャンパス・グローバリゼイションの実現に向けて、グローバル対応力
の高い教員の採用を推進しており、多様な言語を母語とする学生、研究者との日本語、
英語を使ったコミュニケーション能力のある方の応募を歓迎します。