岩谷直治記念財団では第51回(2024年度)「岩谷直治記念賞」に関する推薦の受付けを開始しましたのでお知らせいたします。
1.表彰の趣旨
岩谷直治記念賞は、わが国高圧ガス関係諸事業の発展に尽力した岩谷直治氏の業績を記念し、エネルギーおよび環境に関する優れた技術開発で、かつ顕著な産業上の実績が認められている業績を表彰することにより、斯界の一層の発展を図り、国民生活の向上に寄与することを目的とします。
2023年11月に岩谷直治記念財団が設立50周年を迎えたことを記念して、従来の「一般を対象とした表彰」に加え、「中小企業を対象とした表彰」を行います。
2.表彰の対象
(1)業績の対象
次の項目に関し優れた技術開発が既に完成し、かつ顕著な産業上の実績があると認めた業績とします。
①生産プロセスの合理化によるエネルギーの有効利用、効果的な環境保全の達成と顕著な産業上の実績
②エネルギーおよび環境に関する独創的な技術の開発と顕著な産業上の実績
③エネルギーおよび環境に関連した新素材、バイオ新技術およびエレクトロニクス新技術の開発と顕著な産業上の実績
(2)対象者
①一般を対象とした表彰
個人またはグループとし、グループの場合はその代表者を候補者とします。なお、候補者は必ずしも学会・協会の会員その他機関等の所属員であることを要しません。
②中小企業を対象とした表彰
上記①のうち、資本金3億円以下または従業員300名以下の非上場企業で、グループを含め上場企業、大企業(資本金3億円超、かつ従業員数300名超)がなく、自ら技術開発する会社に所属する者とします。
3.表彰の内容
対象者①および②各々2件以内とし、1件について賞状、賞牌および副賞500万円を贈呈します。
4.応募方法
応募は、『①一般を対象とした表彰』、または『②中小企業を対象とした表彰』のいずれか一方とし、重複して応募できないものとします。
(1)申請書類
以下の書類を作成の上、当財団ホームページ「WEB 申請システム」から提出してください。
① 岩谷直治記念賞申請書
② 推薦書(推薦者または推薦者の所属先の公印を捺印)
③ 業績主題に関する資料の抜刷(1~2編)および実績を示す客観的なデータ
※申請書類は当財団のホームページからダウンロードできます。申請書類作成に際し、各項目とも記入欄は必要に応じて拡大しても構いませんが、枚数はA4サイズ6枚以内に収めて下さい。
※申請書類を提出後、異動等により住所や電話番号、所属機関、部局、職位などの記載情報に変動が生じた場合は、その旨を通知していただくようお願いいたします。
※申請書類一式は、当財団において管理し、表彰の目的以外には使用しません。
(2)推薦者
推薦者は関連する日本の学会・協会またはその他機関の責任者とします。
(3)推薦件数
推薦者1名につき対象者①および②各々2件以内とします。
(4)応募期間と締切日
応募期間は、2024年6月1日から8月31日までの3ヶ月間です。
※学会の推薦が必要ですので自薦、他薦でも構いませんので推薦される方がいらっしゃいましたらJSES事務局まで7月末までに連絡下さい。
記念賞募集案内
岩谷直治記念財団HPはこちら