気象・気候分野においては気候モデルや領域モデルを駆使し,数十年先までの気候予測や過去の再解析データなどのデータセットの作成が行われています.海外では気候予測データや再解析データを活用した再生可能エネルギーや電力需要に関する議論が活発になってきています.しかし,国内ではエネルギー関連分野でのこのようなデータセットの研究活用例はまだまだ多くはありません.
本セミナーでは,それらのデータセットの解説や再生可能エネルギーや農業分野での活用事例についても紹介頂きます.どのようなデータがあるか,特徴なども踏まえて解説頂きますので,今後の研究開発ツールの一つとして利活用が広まればと思いセミナーを企画いたしました.皆様のご参加をお待ちしています.
・主催:一般社団法人日本太陽エネルギー学会 太陽光発電部会
・協賛(順不同/申請中): (公社) 日本気象学会,日本地球惑星科学連合,気象ビジネス推進コンソーシアム,(一社)エネルギー・資源学会,(一社)電気学会,水文・水資源学会,日本水文科学会,(公社)土木学会,日本農業気象学会,(一社) 農業情報学会,(一社)日本気象予報士会
・日時:令和6年11月8日(金) 13:00~16:20
・会場: オンライン開催(Zoom会議室)
・定員:100名(先着順)
・参加費:会員,協賛団体会員 2,000円,非会員 4,000円,学生 無料(PDF データのテキストを含む)
・参加方法:こちらからお申し込みください.または参加申込書にご記入のうえ,日本太陽エネルギー学会事務局までE-mail, FAXにてお送りください.参加費は出来るだけ事前振込をお願いいたします.
お申し込みの方へはオンライン会場の招待状を 2024年11月1日(金)以降に順次お送りします.
[振込口座:三菱UFJ銀行・新宿中央支店・普通・3227375[イッパンシャダンホウジンニホンタイヨウエネルギーガッカイ]
・申込期限:令和6年11月5日(火)
・問い合わせ先:日本太陽エネルギー学会 事務局 電話03-3376-6015 FAX 03-3376-6720
E-mail: info @jses-solar.jp
講演プログラム(講演者敬称略,演題名・講演者・講演順は変更になる場合があります)
13:00-13:05 趣旨説明 国立研究開発法人産業技術総合研究所 大竹秀明(JSES理事)
13:05-13:35 気候予測データセット2022について:
気象庁気象研究所 応用気象研究部 第二研究室 室長 仲江川敏之
13:35-14:05 気候変動適応策検討のための気候シナリオ開発と課題:
国立環境研究所気候変動適応センター気候変動影響評価研究室 主任研究員 石崎紀子
14:05-14:35 将来気候シミュレーションデータを利用した太陽エネルギー資源量の評価:
国立環境研究所 気候変動適応センター気候変動影響観測研究室 特別研究員 渡邊武志
休憩(15分)
14:50-15:20 MSMを用いた日本域気象再解析(RRJ-ClimCORE)と解析雨量の再処理について:
東京大学先端科学技術研究センターシニアプログラムアドバイザー特任研究員 隈 健一
15:20-15:50 農業における気象データのさらなる活用に向けて(仮):
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境研究部門 研究領域長 西森基貴
15:50-16:20 総合討論とまとめ