日本太陽エネルギー学会も参画しています脱炭素社会推進会議では以下のとおり第10回脱炭素社会推進会議シンポジウムを開催しますのでお知らせします。
「脱炭素都市づくりのための建築時 CO₂排出削減に向けて」
2030 年温室効果ガス半減、2050 年ネットゼロへのシナリオを超えて今すぐにでも、大規模な温室効果ガス削減、かつ、頻発化する気候災害に対する適応策も求められている。大胆な変革をライフスタイル、産業経済で進める必要がある。建築分野では脱炭素のための省エネ対策だけでなく、建設時での CO₂排出の削減も課題となっている。昨今、市民の関心も高くなっているスクラップアンドビルド型(解体・建築)の都市再開発の見直しも問われている。持続可能な脱炭素社会構築のためには、経済成長による近代文明論とは異なる脱炭素文明論ともいえるものを追求する必要がある。それに向けた建築・都市づくりの喫緊の課題は何か。造り続けることからの脱却も含めて建築・都市像が問われている。人口減少社会に突入した日本での、都市再開発は将来的な座礁資産となるリスクも抱える。世界レベルでは解体と新築による総合的な CO₂排出量の把握と削減対策が求められつつある。
2023 年度シンポは広く文明論から問い、建築・都市づくりでの CO₂排出削減、そのための都市計画制度の転換についても討議を深めていきたい。
日時:2024 年 1 月 30 日 ( 火 ) 午後1時~ 5 時 30 分 (建築会館ホール+Zoom ミーティングにて開催 )